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Channel: がらくたカメラで遊ぼ
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どこか良いところ、ありますか?

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唐突ですが(笑)

来月9日、私用で名古屋に行きます

行程は、16時くらいに名古屋に着いて
21時過ぎまで(金山で)用事があって
23時の夜行バスで帰京

帰りのバスの時間まで少し時間がありそうなので
せっかくだから、何か食べて帰ろうかなと思っています

駅近くでお勧めのところがあれば、教えていただけると幸いです m(__)m


ありがとうございました!!!

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気がついたら、ブログを開設してちょうど10年
みなさまの励ましを支えに、どうにか続けることができました
ありがとうございます!

といっても、肝心のカメラ紹介記事が年々減少・・・ ><
この調子では、あと50年くらいかかりそうですね(苦笑)


さて・・・
今日の本題は、前の記事で書いた私用で名古屋に出かけたこと
みなさまから頂いたコメントを参考に、ひつまぶしを食べました

しかも、名古屋にお住まいのブログ友のらいだ~!さんが、仕事でお忙しい中
手配してくださったお勧めのお店で!

掛け値なしに、美味しかったです!

何よりも、らいだ~!さんのお気持ちが本当に嬉しかったです

お会いする時間に遅れ、店じまい寸前に飛び込む結果になりました
帰りのバスの時間もあって、わずか70分という時間でしたが
初めてお会いしたにも関わらず、とても居心地の良い時間を過ごさせていただきました


本当に、ありがとうございました!!!


語りつくせぬ気持ちは、次にお会いするときまで取っておきますね


顔も声もわからない文字だけの交流のブログですが
長く交流させていただいていると、不思議にその人なりがわかる気がします
らいだ~!さんは、とても優しく、いつまでも語り合っていたい
そんな気にさせてくれるお方でした

機会があれば、ほかのみなさまとも是非・・・

画像は慌てて撮ったので、ハンドルネームどおりピンボケですね(笑)
お土産に頂いた赤福は、家族と「美味しいね」とあっという間に食べちゃいました!

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久々に

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忙しさにかまけ、ブログ放置
最近はカメラ屋さんに行くこともなくなりました

今日も休日出勤
秋葉原で打合せだったので、ちょっと抜け出し久々にカメラ屋さん巡りしてみましたw

で、戻るときにはこんなカメラをwww

イメージ 1


ジャンクですが、ゼンマイも機能してるしシャッター幕も大丈夫そう
ファインダーもすこぶる綺麗

ただシャッターダイヤル欠品なんですがwwwww

まあ、2野口さんでお釣くるからいいかw

ついでに

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昨日買ったレニングラードがL39マウントなので
せっかくだから、わが家で一番小勢力と思われるカメラを並べてみたw
イメージ 1

レンズもボディの数しかないwww

minolta X-7

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ミノルタ X-7ブラック
1980年発売、35mm絞り優先AEフォーカルブレーンシャッター式一眼レフカメラ

何と言っても、宮崎美子さんのCMで日本カメラ史上一番記憶に残るカメラと言って良いのではと思います
斉藤哲夫さんの「今の君はピカピカに光って」は今でもそらで歌える自信ありますw

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二台写っている理由は、以前購入した記事を書きましたが結局修理できずもう一台購入したためです
(せっかく購入したので、せめてここで登場させてやらないと)

Xシリーズはけっこうバリエーションがあるので、軽く紹介すると
X-1(1973年発売) プロ用高級一眼レフカメラ
XE(1974年発売)  ライカと共同開発したコパルライツシャッター搭載、ライカ版はR3
XEb(1976年発売)  XEのペンタカバーを総プラスチック製にするなどコストダウンを図ったモデル
XD(1977年発売)  世界初の両優先式AE一眼レフカメラ
XG-E(1977年発売)  XDの普及版、絞り優先AE機
XG-1(1977年発売)  XG-Eの廉価版、日本国内での販売なし
XG-1(n)(1982年発売)  XG-1のマイナーチェンジ版、日本国内での販売なし
XG-SE(1978年発売)  XG-Eのアキュートマットスクリーン版、日本国内での販売なし
XD-s(1978年発売)   XDのファインダーに遠近の視度補正機構がついたモデル
XG-S(1979年発売)   XG-Eを細部改良したもの
XD-5(1979年発売)   XDの廉価版、日本国内での販売なし
X-7(1980年発売)   XG系を絞り優先式AEのみに特化
X-7ブラック           X-7にグリップを付けファインダースクリーンをアキュートマットに変更
XG-A(1981年発売)   XG-1を踏襲、日本国内での販売なし
X-700(1981年発売)  
X-70(1982年発売)  XG-Sの外装をX-700の兄弟機に見えるようにマイナーチェンジしたもの
X-500   絞り優先AE+マニュアル、X-700の兄弟機である
X-9(試作機)   X-1に続くプロ用高級一眼レフカメラとして1984年発売目標に開発
X-600(1983年発売)   ピント検出を行うフォーカスエイド機構を搭載した機種
X-370s(2000年発売)   ミノルタ最後のマニュアルフォーカス式一眼レフカメラ
(参考https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E8%A3%BD%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7


ブラックボディでは、明るく見えやすいアキューマットスクリーンを採用しているのと専用のグリップをつけているので、見た目だけでなく機能的にもすぐれてます
これで当時価格が数千円の違いだったのでブラックが多い印象があります
当時各社がこぞって低価格の絞り優先オート専用機を発売した頃です

軍艦部は、絞り優先オート専用機ということもあってすっきりとしたデザインになってます

イメージ 2


スペックとして特筆すべきものはありませんが
シャッタースピードはX、B、1~1/1000秒
測光形式はTTL開放測光中央部重点平均測光となっています
露出補正は+2~-2
但しファインダーにはその旨表示されません

電池はG13×2個なので、今ではSR44/LR44で代替となります

ペンタプリズムが腐食している個体が多いみたいなので、興味がある人はそこをチェックしたほうがよいと思います
所有機は幸い問題ありませんでした

カメラを構えると、グリップがあるのでしっかりと持てます

オプションのワインダーGを装着すれば約秒2コマの巻き上げが可能です

100均にて

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昼休み、切れた電球買いに職場近くの店に入ったら、こんなの見つけたので紹介します

イメージ 1


イメージ 2



磁石がついたクリップになってますが、なかなか良くできてますよ!


みなさんなら、何のカメラかわかりますよね?

どうしてもわからない場合は、以前紹介した記事をご覧下さい

http://blogs.yahoo.co.jp/camera_fan_2006/49195864.html

ご無沙汰です

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今年こそはたくさんカメラ紹介しよう!(毎年思ってますw)と年始に決意するのですが、遅々として進まず

2016年これまでの記事数9
カメラ紹介にいたっては2

何でこうも書けないのかと考えた時
1.記事はパソコンに向い内容考えながら書くスタイルのため時間がかかるのですが、まとまった時間が取れない

2.記事にあわせて画像を撮るのですがいちいちパソコンで記事を書くのと屋外でカメラ撮影するのに何度も移動するのがめんどくさい
またデジカメで撮った画像をパソコンに送ってリサイズする手間がめんどくさい

3.パソコンに購入記録とか記事のネタを入れていたのが消えてしまった

書き出してみるとこんなことになるかな
かなり効率悪いやり方ですね(苦笑)


稚拙なブログとは言え間違ったことは極力ないように記事を書きながら内容を確認するのも時間がかかる原因でしょうか

それと掲載するカメラ画像は野外で撮ることに拘っているのですが、曇りや雨の日には気乗りしないのです
今のような梅雨どきは、まったくもってやる気なしw

それに(これが一番大きいか?)他の趣味が今MAXピークのため、休みの日ほぼ潰れてしまって時間が取れない


とは言え、写真機大好きだし何とかしたい!


そう思った時、今年からスマホデビューしたのですがこれ使って打開できないか、と

スマホでネタを作れば空いてる時間が有効に使えるし、最近のスマホカメラなら画像もそこそこで多少目をつぶれば素材も事前に用意できる

さすがに長文記事を書くのは無理ですが(自分はタイピングしながら文章を思いつくタイプなので、スマホのソフトウェアキーボードで入力そのものに神経すり減らしている現状だと余計に時間がかかってしまうのです)、せめて消えてしまったネタの代わりになれば記事も進むと思うのです

単なるメモだとそれをパソコンに送る手間が煩わしくなって長続きしそうにないのと、結局パソコンで記事にまとめるためにはネット上で情報連携できることが必須条件なので、別の趣味で使ってるツール(ツイッター)を使うことにしました


このやりかたがうまくいくか?
実は他にやっているブログ(まったく別な趣味ですが)でツイッターを寄せ集めて記事を作る実験は試行済で、それなりの手答えを得てるのです


あくまでもメモ代りのためツイッターアドレスは公開はしませんが偶然にでも出会ったら笑ってやって下さい


カメラ紹介記事を増やすことが目的なのですが、ツイッターメインになったりしてwww

Canon T60

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キヤノン T60

1990年発売、35mm絞り優先フォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ

海外市場専用モデルのため、なかなか手に入れることができませんでしたが
オークションでようやく見つけ、落札したものです

Tシリーズ、これで念願のコンプとなります

イメージ 1

予告どおり、ツイッターでメモしたものをパソコンで編集しなおして記事にしております
既にストックは3機種ありますので、この調子だと毎週記事書けるかなぁ~

逆光だということもあって、カメラ画像がちょっと(だいぶ)変ですがw


Tシリーズを振り返ると
T50 1983年 3月
T60 1990年 4月
T70 1984年 4月
T80 1985年 4月
T90 1986年 2月



Tシリーズとしては異色の、手動巻き上げ&液晶パネルなしのダイヤル操作となっているT60


イメージ 2


上に書いた一覧をみて分かるとおり、83年のT50発売から毎年コンスタントに新機種を発表しながら
なぜかT60だけ番号が飛んでいます

キヤノンほど番号に拘る会社はないことから、何らかのアクシデントがあって本来予定した機種が出せず

仕方なく飛ばしてるうちにFDマウントが終焉を迎え、今更AシリーズとかFシリーズというわけにもいかず

しかたなく欠番を利用したように思えます

ここら辺の経緯についてはいろんな文献読んでみましたが、私にはよくわかりませんでした
(誰かご存知の方いらっしゃったら是非教えて欲しいです!)

あくまで個人的な推測に過ぎませんが
AL-1で採用したフォーカスエイド機能を載せた機種を出すつもりだったのでないかと思っています
バッテリーケースを利用したグリップの感じなど、そのままワインダー組み込むには丁度良いかなと

ただ、いかんせんAL-1そのものがTシリーズと見まごうほどのチープさ(笑)で差別化が図れなかったのかな?

たわごとが過ぎました・・・


もう一つ大きな特徴は、この機種はコシナのOEM製品だと言うこと

時代背景的には、既に87年マウントを一新したEOSを展開しているにも関わらず

海外の低価格商品ニーズに対応するため時代に逆行したカメラを発売せざるを得ない
AV-1やAL-1でも聞いた話ですね

これまでは、まだマニュアル式カメラが現役だったこともあり自社で賄ってこれたのでしょうが
さすがにこのタイミングで自社生産は、コスト面含め得策でないと判断したものと思われます



さて、能書きは置いといてw

いつものように簡単にスペックを紹介します


シャッターは、金属幕縦走り式電子制御フォーカルプレーンシャッターを採用
何より音が大きいw
ここだけはTシリーズを継承してるようですwww

絞り優先AE時は、8~1/1000秒

マニュアル時は、1~1/1000秒、B


上が1/1000秒まであるので、今でも十分使えますね

中央重点平均測光

ファインダーには、選択しているモードとシャッタースピードがスケールされていて
マニュアルの場合、選択されたシャッタースピードも表示されます


ワインダーを持たないのでバッテリーはLR44×2で済み、重量365gもあってともかく軽い

その分手に取ったときの質感はちょっと・・・ですが、チープなプラスチックってほどの感じでもありません

軽さを生かすためレンズはNFD50mmF2を常用してますが、これがベストマッチ

自分のお散歩カメラとしては、これとヤシカFX-3が1、2を争うお気に入りです!



MINOX 35EL

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ミノックス 35EL
1974年発売、35mmレンズシャッター式絞り優先AEカメラ

確かオークションで入手したものだと思う
(専用フラッシュは、その後新宿のアルプス堂で購入)

イメージ 1

ミノックスと言えば、超小型のスパイカメラ?分野で有名なドイツのメーカー

1935年よりカメラの販売を開始しているが、35mmカメラはこれが初めてとなる

と言っても、本機はバルダ社のOEM
超小型カメラの分野では圧倒的シェアを誇るとはいえ、35mmカラーフィルムが一般的になってくると
さすがに看破できなかったのではないだろうか
しかし自社開発するのは設備投資他あまりに大変だから、OEMになったのだと思われる

なので、このカメラには本家BALDA 35の他、ホクトレンダーVITO Cと類似したカメラが存在する
※キエフ 35Aもそっくりなカメラだが、あれは正規のOEMではなく、所謂コピー製品
 なぜか本家より人気が高い(笑)

MINOXブランドを冠するのであるからには何でも良いわけでなく、コンパクトで軽い
かつ、写りも良いものを選んだ結果と思われる


OEMの割りにバリエーションが多く、販売時期も長い

1974年 EL 絞り優先AE、レンズはカラーミノター35mmF2.8
1979年 GL 同上
1981年 GT 同上
1982年 PL プログラムAE、レンズはカラーミノター35mmF2.8
1983年 PE プログラムAE、レンズはカラーミノター35mmF2.8
1985年 MB 
1985年 ML プログラムAEまたは絞り優先AE
1987年 AL 固定焦点、レンズはカラーマイナー35mmF4
1988年 GSE 絞り優先AE、レンズはカラーマイナー35mmF2.8
1988年 AF その名の通りオートフォーカスを採用
1988年 GT-E GTの改良版で、マルチコートされたレンズを採用、最短撮影距離が0.7mに
1997年 GT-X 絞り優先AE,レンズはミノクサー35mmF2.8
1999年 GT-S レンズを改良してMCミノクサー35mmF2.8
1999年 GT-Enew スローシャッターが8秒に短縮される

ちなみに、調べていくうちにMINOXにAPSカメラが存在することを知る
1997年 CD25  プログラムAE、レンズは25mmF4
これ是が非でも入手しなくっちゃ!


さて、所有機の紹介に移るとしよう

巻き上げは、ダイヤル式のダブルストローク

ダイヤルのギザギザに少しだけ凸な部分をつけ巻き上げしやすく工夫されているが

フィルム入れなくてもかなり重いと感じる

逆に、赤いシャッターボタンは、小さく頼りなさげで、操作性は快適とは言いにくい


距離計は搭載されていないため、レンズ胴鏡先端をまわし、0.9mから∞まで目測で設定

操作感は良いが、クリックポイントは設定されていない


レンズは沈胴式で、前蓋の開閉に伴ってせり出す


絞り優先式AEを採用

絞り値は、レンズ胴鏡のボディーに近い側のダイヤルで設定するが

胴鏡自体小さいので、操作性はあまり良くない

イメージ 6

ファインダー内にはブライトフレームと右側に指針でシャッタースピードが表示

下が30、まん中が125、上が500の表示となっている


レンズはColor-Minotar 35mmF2.8

絞り羽根2枚が残念である


イメージ 3

フィルム感度は、ボディー下部のにあるダイヤルで行うのだが

25から800とここだけ妙にマニアック(笑)

イメージ 2

そうそう、フィルムカウンターはしっかりしたつくりで視野性は良い


専用フラッシュは一体感あるが少しごつい感じ

ストロボのガイドナンバーはGN18

 発光部はけっこう大きい
フィルム感度同様、表示がマニアック(笑)

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以前紹介した、リコーFF-1の専用フラッシュと比べてみる

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バッテリーはPX-27

弱冠長くなるけどLR44×4で代替可能


レンズ蓋の開閉ヒンジが、今一つ精度が悪いように思う


カメラ裏蓋はローライ35同様底面のレバーで着脱するタイプだが、作りは良い



FUJICA ST-F

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フジカ ST-F

1979年発売、35mmフラッシュ内蔵ミラーシャッター式一眼レフカメラ

イメージ 1

確か世界初のフラッシュ内蔵一眼レフカメラだったと思う

オークションで専用ケースとともに入手

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プラスチックを多用し、一眼レフながら360gと言う脅威の軽量を実現


シャッター速度は、1/60~1/750
ミラーシャッターという、珍しい機構を持つ

露出はプログラムオートのみ


レンズ交換不可ながら、気軽に撮ると言うコンセブトを実現

軍艦部は、シャッターボタンとフィルム巻き戻しノブだけと至ってシンプル
ストロボ内蔵だからアクセサリーシューすらない

巻き上げはダイヤル式


イメージ 3

イメージ 2



固定レンズはフジノン40mm F2.8(3群4枚)

銘板にFUJI PHOTO FILMとあるのがマニアには堪らないところか

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レンズ胴鏡にFMと書かれたスライドスイッチがあって

これをくぼみの位置に合わせてボディー側に押し込むと絞りと距離が連動する

最短の1mでF11、5mで開放のF2.8

スナップ用の設定と思われる


イメージ 6

バッテリーは単三電池二本


露出計を使う時はレンズ横のボタンを押すことで、ファインダー内+○-の位置が点灯して知らせる

○になるよう絞りを調整することで、適正露出が得られるというわけだ


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最短撮影距離1mと言うのは物足りないが、このカメラの性質上やむを得ないところか

ファインダーは可もなく不可もなく

プリズム腐食で、ファインダー真ん中に筋が入ってる個体が多い


このカメラをまじまじと眺めていて、ストロボなしバージョンがあったら最強のお散歩&スナップカメラだったな

と、ため息が出た

低く抑えられたペンタ部といい、かなり格好いいカメラである


PETRI HALF

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ペトリカメラ ペトリハーフ

ツイッターで何台かメモをしていたのですが、結局ブログを書くのにパソコンに向かう時間が取れず
またまた久々になってしまったけど、ぼちぼち紹介していこうと思います

1960年発売、35mmハーフサイズ距離目測レンズシャッター式カメラ

イメージ 1

このカメラを作った会社は栗林製作所と言い、1907年創業
1917年栗林写真機械製作所に名称変更し、カメラの製造を開始したそうです

このカメラとの出会いは、実家広島に帰省したとき立ち寄ったカメラ屋のショーウィンドで偶然見かけたのでした
印象的なカメラで、お店の人に声かけて手にとってみることに(これは、自分にしてはなかなか珍しいことなんです)

鮮やかなグリーンのファインダーからブライトフレームが浮かび上がり
その珍しさから思わず買いたいと言う衝動にかられました


結局そのときは値段のこともあって諦めたのですが、不思議なものでそれから間もなくオクで格安ゲット!

ペトリのコンパクトカメラとしては、同年暮れのセレン式露出計がついたペトリコンパクトE
さらに翌々年プログラムAEを搭載したペトリハーフ7と進化しました
ペトリコンパクトEは急いで開発されたためか、軍艦部のデザインがあまりにお粗末な感じがします

巻き上げ機構の影響なのか、ハーフカメラにしてはやや背が高い感じがします
赤いマークはライカを彷彿させるアクセントになっています

このカメラを発売後の1962年にペトリカメラに社名変更

レンズ胴鏡にある先端が尖ったレバーでフィルム巻き上げる変わった機構を持っています

レンズはOrikkor 1:2.8 28mm
レンズ名の由来は興味あるところ
時間があればるとき調べてみたいと思ってます

分解するとわかりますが、トリガーレバーの動きに連動して底面のチェーンがフィルムを巻き上げます
そういやチェーンを使ったカメラ他にもあったなぁ~

シャッタースピードは1/15~1/250、B
さすがに最高速は厳しい感じですね
シャッター羽根は3枚
シャッターは自社製のコンパータイプ

「アサヒカメラ」(1963年7月号184ページ)に安部公房氏が撮影した調布の写真が掲載されているということが調べているうちにわかりました
使用カメラはペトリハーフ7らしいです
小津とライカとか荷風と金ピカローライじゃないですが、自分が大好きな作家さんとカメラが結びつくのは素敵なことです
こうしたこともカメラを調べたくなる要因なんですよね

なんかバラバラとメモした内容を貼りつけただけの記事になりましたが・・・

試写もしているのですが、どこにスキャンしたデータがあるのかすっかり分からなくなってしまったので
今回もこれにて終了です

Nikon F

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ニコン F

1959年発売、35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ

イメージ 1

デザイン的にはアイレベルファインダーが良かったのだが
7、8年前?に池袋のキタムラで格安購入したので贅沢言うまい

1959年~1974年まで15年の長きに渡り製造販売された、言わずと知れた名機である


語りだすとこの一機種だけで本が書ける分量になるだろうからwごく簡単に書くことにします


もともと日本(世界)のメーカーがライカを目指したゆまぬ努力を続けていたところ
ライカM3が出るに至って、同じ土俵で勝負することはあきらめ一眼レフ(SLR)に舵を切るしかなくなった

結果的には、これが商売としては成功することになるのだが

まだこの時代SLRが成功する確証はなかったためなのか、専用ボディ設計までには至らず
主力だったSシリーズのボディを流用して作り上げたのが、今回紹介するFである(だったと思う)

軍艦部のレイアウトはそっくりで、シャッターボタンが後ろよりになっている
(1971年に発売されたF2では前側に移った)

イメージ 6

しかし、さすがニコン
この時点で、現在も継承するマウントであるとか、AE化を実現するための方策が既に取られている


自分が一番興味を惹かれるのは、レンズの絞り値をボディ(と言うかフォトミックファインダー)に伝えるやり方

アナログの極みここにあり、と感服してしまった


初期のニコンSLR用レンズには、絞り値ダイヤルに固定された爪(のようなもの)があったのをご存じだろうか?

これをフォトミックファインダーに内蔵されたレバーと爪をかみ合わせ

動いた位置で設定された絞り値を把握するのだ

イメージ 3

イメージ 4

ニコンの場合、レンズをはずすときはレンズ胴鏡を時計回りに回すのだが、爪が外れやすくするため
絞りを開放にしてから行うこと

逆に、装着したあと爪をうまくかみ合わせるために絞りを開放から最小まで何度かがちゃがちゃ回す


そしてこのフォトミックファインダーをボディに固定するための工夫がまた泣ける

画像のボディ前面のNikonプレートをファインダー両端のレバーでがっしりと挟み込む仕組みになっているのだ
装着するときは画像のようにレバーを押し上げてレバーを開く

イメージ 2

まあ、実際はこれで挟み込むだけで固定してる訳じゃないんだけど
ユニークというか微笑ましい機構となっているのは間違いない

おっと、はずすときは先にボディ背面にあるボタンを押し込む必要があるのだが、これがなかなか硬い
自分は、鍵とかの先で押し込んでいる(笑)

イメージ 5

機能的なことを書くとファインダーは視野率100%

標準レンズ装着時の倍率は0.8


チタン幕を用いた横走行フォーカルプレーンシャッターは、T・B,1~1/1000秒

調整することで、モータードライブも装着可だったとか


マウントはニコン独自のFマウント

今のレンズと口径・ピッチは同じ


装着はできるけど、全てのレンズが使える訳じゃない

それよりも、最初からバヨネット式を採用したことが素晴らしい


キヤノン使いとしてはレンズの装脱着時のレンズ回す方向が逆なのに未だに慣れないのだがw



ファインダーを大別すると、ウエストレベル、・アイレベル・フォトミックのバリエーションがあり
フォトミックファインダーはさらに複数種類存在する

フォトミックファインダー

フォトミック T ファインダー

フォトミック Tn ファインダー

フォトミックFTn ファインダー


                        
Fのファインダーを後継機のF2に装着することは可能

逆も可能だが、ボディについてるNikonのプレートを外す必要がある


裏蓋は取り外し式



スローがないこともあり、機械的な故障はほとんど発生しないから今でも取り出して即撮影可能なカメラ

さすがプロに支持されるわけだ


個人的には、学生の頃友人の父上が持っていたF2に憧れる


PENTAX 6×7

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アサヒペンタックス6×7
通称バケペン(化け物のように大きくて重いから)

1969年発売、120フィルム使用の一眼レフカメラ


紛らわしいけど、ペンタックス67(数字の間に×がない)はブランド名の変更に伴い
1989年より発売された後続機種になります

最終的には、それから10年販売した息の長い中判カメラです

イメージ 1

池袋のキタムラでジャンク購入
千円札一枚でお釣りがきました(笑)

シャッター不動と外見のヤレが理由ですが、自分には外見関係ないし
シャッターはこのカメラ特有のアレだろうと考え、速攻レジへ

家に戻って電池を入れ、ゴニョゴニョしたら無事シャッターが切れるようになりました!

格安レンズを仕入れ、いつでも撮影可の状態です


35mm一眼レフをそのままスケールアップしたデザインで、プロアマ問わずファンの多いカメラでした


実際手に取ると、重くてでかい!
腕力を鍛えるにはもってこいですね(笑)

所有機はアイレベルファインダーですが、他にもTTLファインダー、ウェストレベルファインダーがあります


重いので屋外で円滑に撮影するには、オプションのグリップが欲しいところです


マウントは、焦点距離によって内爪(300mmまで)と外爪(400mm以上)を使い分ける
2重バヨネット式になっています

35mmカメラと違いあらゆるパーツがでかいから、ミラーショックを低減させるのは大変だったろうなと思います
(なのでミラーアップ機能は

フィルムをセットしファインダーを覗きながらピント合わせシャッターを切ったら巻き上げる
操作性は35mmSLR踏襲なので、わかりやすいですね


バリエーションとしては
 1969年『アサヒペンタックス』6×7
 1989年『ペンタックス』67
 1998年『ペンタックス』67Ⅱ

2009年に終焉しました

『アサヒペンタックス』6×7には、前期モデルと後期モデルがあるそうです
(厳密に言うと中期モデルも・・・)

わかりやすい見分け方は、巻上レバー側上部にあるフィルム切り替え表示が
10/20から後期では120/220に変更されています

他には、ミラーアップレバー追加されたことが挙げられます

ファインダー交換されてない前提ならば、ヘッドマークをみれば一目瞭然です
(前期は「ASAHI PENTAX」とエングレービングされていますからね)

このカメラ、図体の割に機械式シャッターじゃないので、ボディ底に電池(LR44×4)を入れる必要があります


イメージ 2

この大きさの割りに電池小さいですが、シャッター動作だけなので十分です

このカメラ、電池を入れないとシャッター切れないのはもちろんですが

フィルムをセットしないとダメなんですね~

どうしてもシャッター切りたければ、フィルムカウンターを0以外にセットすれば大丈夫です

購入機は無事「がちゃこん」とけたたましい音とともにシャッターが切れるようになりました!

             

年の始めの ためしとて おわりなき世の めでたさを...

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気がついたら2017年も始まってました

遅ればせながら、みなさま今年もよろしくお願いいたします


と言うことで(何が?)
1/2に一般参賀行ってきました

皇居内は撮影スポット多そうなので、カメラ携えて

天気がよくて久々にシャッター切るのが気持ち良かったです!


昨年は記事数16(内カメラ紹介8)と年々しりすぼみではありますが、細々ながら何とか続けていければいいなと思っております

期待せず気長にお付きあい頂けると幸いです

わが家に仲間入りしたジャンクなカメラたち2016

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2016年は、ブログ立ち上げて一番少ない9台と言う成果でした
しかも、最後に購入したのが7月10日
カメラ店巡回は続けてますが、欲しいカメラに巡り会う機会が少なかった印象です

購入順
minolta VECTIS 30 APS
canon AUTOBOY LUNA 105
OLYMPUS NEWPIC ULTRA MACRO APS
FUJIFILM NexiaQ1 Zoom APS
minolta GX-1 APS
Leningrad(レニングラード)
KYOCERA ULTIMA202 APS
minolta VECTIS 200 APS ダブリ
OLYMPUS Centurion-s APS

数が少ないのであれですが、2016年のベストバイはNexiaQ1zoomです
Q1は今でもジャンク箱に転がってますが、zoomは一度も現物をみたことがなかったことが決め手です


APSは7台(うち1台はダブリ)を追加し、累計では140機種保有(海外向けモデル含む)となりました
各社発売機種の一覧が公表されていない(キヤノン除く)ため総機種数が把握できませんが、ネットなどを独自調査した結果、少なくとも後31機種はある模様です

下取りでフィルムカメラを持ち込む人も少なくなり、ましてやAPSのようなプラカメでは市場価値もほとんどないため、今後益々入手には困難を極めることは容易に想像できますが、いつかコンプリートできる日を夢みて今後も巡回は続けたいと思っています


一方、購入台数が激減した要因は大きく分けて3つありました

1)昨年触れましたが、所有機種の一覧データを誤って消したことでダブリが怖くて積極的に手を出せなくなった
2)保管場所の問題(かみさんから再三再四警告されている)
3)他の趣味が忙しかった&予算不足


1)については、いまだに整備できていないのが現状です
正確に整備しようと思うとパンドラの箱を開けることになるので、これ以上かみさんを無駄に刺激しないよう記憶を頼りに一覧を作成中ですが、私のポンコツ頭では限界があり、400台を越えた辺りで行き詰まってしまいました

2)本棚とか押し入れ、出窓のスペースまで使っている現状では、後は天井裏にでも置くしか...と言う状況です
宝くじが当たれば、庭に趣味の家を建てたいと言う夢も叶うのですが(笑)
断捨離なんてとてもできませんし...

3)ここ数年他の趣味も気になってましたが、2016年は音楽に傾いた一年でした
ライブ(生)至上主義で、アイドルからクラッシックまでジャンル問わず、有料無料合わせて150本以上聴きました
仲間内では400本と言う猛者もいるので、まだ可愛いほうですが(笑)
それでもチケット代でM型ライカ3台は余裕で買えるくらいなので、やりくりは大変でしたが


そして、要因には挙げませんでしたが、フィルムカメラの流通そのものが少なくなったこと
使う人、集める人ともに絶対数が減っていることを感じています
カメラの聖地のひとつ「レモン社」(銀座店)も売り場面積が半分に縮小されていますし、私がよく利用してるキタムラ池袋店でもフィルムカメラは申し訳程度のラインナップになっています
新宿の「」「」さんが頑張られているのがせめてもの救いで、今後は売れ筋だけを並べた宝飾店のようになっていくのかなと考えると寂しくなってきますね

と、最後は愚痴っぽくなりましたが、まだまだ魅力的なカメラは多いので、これからも探求し続けていきたいなあと思っています

久しぶりに...

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今年に入っても、毎週毎週何かしらのイベントがあって休む暇なしだったのですが、今週末は珍しく何もなく

で、久びさにハー⚪オフに行ってジャンクカメラを物色
あまり面白いものをみることなくなりましたが、所有してるAPSカメラの色違いとかあったのでいくつかピックアップ

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一つだけ110カメラが混ざってますが、その理由はこれ

イメージ 2


ご存じのように110フィルムは2009年に一度生産中止しましたが、2012年ロモグラフィー他で新しく作られるようになっています
私は生産中止前に富士フィルムの在庫を10本くらいストックしてましたが既に期限切れ...orz
まあ写らないことはないと思いますので現像してくれるうちに撮影したいと思います

で、記念に110フィルムそのものをコレクションしときたいと思って探してたとこに、今回みつけた110カメラにフィルムがつまってたので購入したと言うわけでした

と言っても、今後増えるとは思えませんが(笑)

今日から

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今日から、住み慣れた?池袋を後にして、本社のある浜松町へ行くことになりました

山の手線で、ちょうど真裏
通勤時間がこれまでより30分以上かかるし、始業時間も20分早い
トータルすると、これまでより一時間早く家を出ることに...


まだ通勤ルートを決めてませんが、山の手線一本にするか、有楽町線 +山の手線にするかの二択で迷ってます

前者なら、秋葉原・上野御・徒町駅
後者なら、銀座

何って?

カメラ屋のある駅ですね(笑)


当面は実際に両方使って決めようと思っています
さて、どうなることやら...

比較してみた

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今日は珍しく少しカメラを触る時間があり、柔らかな陽射しにも誘われ、ちょっと遊んでみました!

イメージ 1


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みればお分かりの通りですが、上から

ローライA110
フジEPION1010
オリンパスXA4
ローライ35SE
オリンパスStylus Epic

すぐそばにあったカメラを持ち出しただけなので、探せばもっと小さいカメラあるかもですが、大きさ比較するには十分かな、と


使用フィルムは

110
IX240
135
135
135

これだけみると、フィルム面の大きさ通りの結果ですが、利用できる状態にしてみましょう

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ローライ35はこの中に入れるのは異質なカメラなので除くとして、横幅では135カメラが頑張っていることがよくわかりますね~


容積とか重量では110やIX240にアドバンテージがありますし
ここにはありませんが、ミゼットやミノックス持ち出したら勝負になりませんが...


てなことで、特に何が言いたいわけでもなく
小さなカメラ並べて写真撮りたかっただけなんです(笑)


オマケ

120フィルムでもフォールディングカメラならこのくらいと言う比較載せて終わりとします
(カメラはペトリRF)

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MINOX 35EL

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ミノックス 35EL
1974年発売、35mmレンズシャッター式絞り優先AEカメラ

確かオークションで入手したものだと思う
(専用フラッシュは、その後新宿のアルプス堂で購入)

イメージ 1

ミノックスと言えば、超小型のスパイカメラ?分野で有名なドイツのメーカー

1935年よりカメラの販売を開始しているが、35mmカメラはこれが初めてとなる

と言っても、本機はバルダ社のOEM
超小型カメラの分野では圧倒的シェアを誇るとはいえ、35mmカラーフィルムが一般的になってくると
さすがに看破できなかったのではないだろうか
しかし自社開発するのは設備投資他あまりに大変だから、OEMになったのだと思われる

なので、このカメラには本家BALDA 35の他、ホクトレンダーVITO Cと類似したカメラが存在する
※キエフ 35Aもそっくりなカメラだが、あれは正規のOEMではなく、所謂コピー製品
 なぜか本家より人気が高い(笑)

MINOXブランドを冠するのであるからには何でも良いわけでなく、コンパクトで軽い
かつ、写りも良いものを選んだ結果と思われる


OEMの割りにバリエーションが多く、販売時期も長い

1974年 EL 絞り優先AE、レンズはカラーミノター35mmF2.8
1979年 GL 同上
1981年 GT 同上
1982年 PL プログラムAE、レンズはカラーミノター35mmF2.8
1983年 PE プログラムAE、レンズはカラーミノター35mmF2.8
1985年 MB 
1985年 ML プログラムAEまたは絞り優先AE
1987年 AL 固定焦点、レンズはカラーマイナー35mmF4
1988年 GSE 絞り優先AE、レンズはカラーマイナー35mmF2.8
1988年 AF その名の通りオートフォーカスを採用
1988年 GT-E GTの改良版で、マルチコートされたレンズを採用、最短撮影距離が0.7mに
1997年 GT-X 絞り優先AE,レンズはミノクサー35mmF2.8
1999年 GT-S レンズを改良してMCミノクサー35mmF2.8
1999年 GT-Enew スローシャッターが8秒に短縮される

ちなみに、調べていくうちにMINOXにAPSカメラが存在することを知る
1997年 CD25  プログラムAE、レンズは25mmF4
これ是が非でも入手しなくっちゃ!


さて、所有機の紹介に移るとしよう

巻き上げは、ダイヤル式のダブルストローク

ダイヤルのギザギザに少しだけ凸な部分をつけ巻き上げしやすく工夫されているが

フィルム入れなくてもかなり重いと感じる

逆に、赤いシャッターボタンは、小さく頼りなさげで、操作性は快適とは言いにくい


距離計は搭載されていないため、レンズ胴鏡先端をまわし、0.9mから∞まで目測で設定

操作感は良いが、クリックポイントは設定されていない


レンズは沈胴式で、前蓋の開閉に伴ってせり出す


絞り優先式AEを採用

絞り値は、レンズ胴鏡のボディーに近い側のダイヤルで設定するが

胴鏡自体小さいので、操作性はあまり良くない

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ファインダー内にはブライトフレームと右側に指針でシャッタースピードが表示

下が30、まん中が125、上が500の表示となっている


レンズはColor-Minotar 35mmF2.8

絞り羽根2枚が残念である


イメージ 3

フィルム感度は、ボディー下部のにあるダイヤルで行うのだが

25から800とここだけ妙にマニアック(笑)

イメージ 2

そうそう、フィルムカウンターはしっかりしたつくりで視野性は良い


専用フラッシュは一体感あるが少しごつい感じ

ストロボのガイドナンバーはGN18

 発光部はけっこう大きい
フィルム感度同様、表示がマニアック(笑)

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以前紹介した、リコーFF-1の専用フラッシュと比べてみる

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バッテリーはPX-27

弱冠長くなるけどLR44×4で代替可能


レンズ蓋の開閉ヒンジが、今一つ精度が悪いように思う


カメラ裏蓋はローライ35同様底面のレバーで着脱するタイプだが、作りは良い



FUJICA ST-F

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フジカ ST-F

1979年発売、35mmフラッシュ内蔵ミラーシャッター式一眼レフカメラ

イメージ 1

確か世界初のフラッシュ内蔵一眼レフカメラだったと思う

オークションで専用ケースとともに入手

イメージ 4

プラスチックを多用し、一眼レフながら360gと言う脅威の軽量を実現


シャッター速度は、1/60~1/750
ミラーシャッターという、珍しい機構を持つ

露出はプログラムオートのみ


レンズ交換不可ながら、気軽に撮ると言うコンセブトを実現

軍艦部は、シャッターボタンとフィルム巻き戻しノブだけと至ってシンプル
ストロボ内蔵だからアクセサリーシューすらない

巻き上げはダイヤル式


イメージ 3

イメージ 2



固定レンズはフジノン40mm F2.8(3群4枚)

銘板にFUJI PHOTO FILMとあるのがマニアには堪らないところか

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レンズ胴鏡にFMと書かれたスライドスイッチがあって

これをくぼみの位置に合わせてボディー側に押し込むと絞りと距離が連動する

最短の1mでF11、5mで開放のF2.8

スナップ用の設定と思われる


イメージ 6

バッテリーは単三電池二本


露出計を使う時はレンズ横のボタンを押すことで、ファインダー内+○-の位置が点灯して知らせる

○になるよう絞りを調整することで、適正露出が得られるというわけだ


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最短撮影距離1mと言うのは物足りないが、このカメラの性質上やむを得ないところか

ファインダーは可もなく不可もなく

プリズム腐食で、ファインダー真ん中に筋が入ってる個体が多い


このカメラをまじまじと眺めていて、ストロボなしバージョンがあったら最強のお散歩&スナップカメラだったな

と、ため息が出た

低く抑えられたペンタ部といい、かなり格好いいカメラである


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